珈琲館　様

悩みに悩んだ機種選定の末

　「不可欠だった温度や時間管理など、常に監視しなければならない作業が大幅に減りました。」と話すオーナーの矢葺さん。一言に「パンを焼く」と言っても、素材や量、天候・湿度など複雑な条件をクリアしないと納得できるパンを作ることはできません。

　「もちろん導入にあたっては他社のスチームオーブンレンジと比較し検討しましたが、焼き色がよくても堅すぎたり、庫内位置によって焼きムラができたり、どの機械も満足できる内容ではなかったのです。そこで、最終的にたどりついたのがこのラショナルのセルフクッキングセンターでした。」

納得できた費用対効果

　そこで、気になったのが導入費用だった。
　「セルフクッキングセンターは他社国内メーカー製品と比べると、初期投資がかかったんです（笑）　でも、実際に焼いたパンを食べてみると、やっぱり他には変えられない。忙しい厨房にあって簡単な操作で食材に適した条件を検知してくれるから、作業時間も格段に早くなった、加えて、歩留まりもいい。それだけに自分のモノにするのも早いし、うちにしかないオリジナルのパンが作れるのは他社製品にはない魅力」と語る。

決して妥協はしない

　珈琲館は車の往来が激しい駅前通りから一歩入った閑静な通りに面している。
　「近くに映画館があるから、次の映画が始まるまで少し休もうかというお客様も多いんです。でも、ほんの少しの休憩だからといっても手は抜かない。だからこそ本物が求められるのです。」
　店内にある大きなコーヒーマシンで1ヶ月に約300〜400kg近いコーヒー豆を焙煎するという。
　「美味しいがあったり、きれいがあったり、面白いがあったり、パンの愉しみ方は人それぞれ。妥協はできません。」


　名前の通りメインは珈琲を美味しく頂く店だが、将来的にはお店を改築して、パンを購入できるスペースも作りたいとのこと。オーナー・矢葺さんの夢も広がります。

お店プロフィール

珈琲館〜COFFEE KAN〜